特別音楽会

日   時:2024年11月29日(日)17:15開場 - 18:00開演

場   所:佐賀市文化会館 大ホール(1800席)

入場料:指定席4,500円(997席)   自由席4,000円(814席)

ステージ紹介

【佐賀の芸能:吉野ヶ里バンブーオーケストラ】

竹ものがたり自然の竹を活用した、創作楽器による日本初のアマチュア合奏団。「地元の資源を活かそう」「地域に根ざした伝統文化をつくろう」と、佐賀市出身の尺八奏者柴田旺山氏指導の下、平成8年結成。「世界炎の博」にてデビューした。メンバーは約20名。世代を超えての活動集団として注目されており、県内外での演奏活動を通して里山保全と竹環境問題について発信し続けている。メンバーやスタッフが一つの大家族のような安心できる居場所であり、たくさんの人とふれあう中で家庭や学校では経験できない貴重な体験ができる場にもなっている。また、楽器作りから演奏まで一貫したもの作りを特徴としており、自然の竹が奏でる音色は素朴でどこか懐かしく、人々の心を癒してくれる。

これまで、国民文化祭・育樹祭・全国豊かな海づくり大会などの式典での演奏や、太宰府天満宮・有田陶器市・バルーンフェスタなどのイベントでの演奏、他にもワークショップ、施設慰問など多岐にわたって活動している。また、毎年自主イベントとして「竹ものがたり」を開催し、竹の音色の素晴らしさや活用法などを多くの人に伝え、共感を得ている。

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【佐賀女子高校合唱部とソレイユの演奏】

佐賀女子高校合唱部佐賀女子高合唱部は、一昨年の合唱コンクール全国大会で最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞し日本一に輝いた団体です。樋口先生の指導のもと、毎年質の高い演奏を続けられています。

佐賀女子高合唱部とOB、「ソレイユ」が出演します。

両合唱団の特別音楽会演奏曲は「Ave Maria」(サンダストレム曲)、「ねむの花」(壺田花子詩、中田喜直曲)の予定です。

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【佐賀の若手音楽家】

佐賀出身の音楽家たちによる器楽アンサンブルをお楽しみください。

アコーディオン
大田智美さん

大田智美さん国立大学付属音楽高等学校ピアノ科を卒業後ドイツに渡り、フォルクヴァンク音楽大学ソリストコース・アコーディオン科を満場一致の首席で卒業し、ドイツ国家演奏家を取得。また特待生としてウィーン市立音楽大学で研鑽を積まれています。帰国後は国内外での演奏活動をとおして、特にクラシックや現代音楽分野でのアコーディオン普及に尽力し、この楽器の魅力と可能性を発信し、その確かな技術と音楽性を高く評価されている気鋭のアコーディオン奏者。NPO法人日本アコーディオン協会副理事長。

大田さんと佐賀との関係は、大田さんのお母さんが神埼市出身というご縁。

ピアノ
KOSEIさん

KOSEIさん佐賀県吉野ヶ里町出身です。国立音楽大学大学院を首席で修了され。修了時に最優秀賞並びにクロイツアー賞を受賞されています。現在は様々なジャンルの演奏はもとより作編曲アーティストのサポートや楽曲提供、CM楽曲制作・出演など多岐にわたる音楽活動を展開されています。2018年よりKOSEIとして本格的にソロ活動を開始され、ピアノ兼ボーカリストという独自のスタイルを確立しミニアルバム「K」をリリース、ソロライブを敢行。

サクソフォン
大坪俊樹さん

大坪俊樹さん佐賀県吉野ヶ里出身です。16歳よりサクソフォンを始め、武蔵野音楽大学器楽科を首席で卒業。その後東京藝術大学修士課程を修了。『歌うサクソフォン奏者』として全国的に演奏活動を行っておられます。日本で開催された国際音楽コンクール第1位。近年では布施明や小曽根真氏らと共演。また『news zero』『ざわつく金曜日』『クラシック音楽館』『NHKのど自慢』等、各地上波メディアやラジオ番組への露出多数。東京JICASDGs吹奏楽団にも所属。二人はサクソフォンとピアノのデュオユニットとして佐賀でのコンサートを毎年開催しておられます。

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【混声合唱組曲「筑後川」】

作詞:丸山 豊/作曲:團 伊玖磨

九州出身の丸山豊氏の詩に團伊玖磨氏が曲をつけた「Iみなかみ」から「V河口」まで全部で五つの章からなる組曲で、阿蘇に降った雨が一滴の水として生まれ、せせらぎとなり、川となり、流域の風物と人々の暮らしを映しながら、大河となって有明海に出て行くさまを、自然と人間の調和の“賛歌”として歌い上げたものです。その中から今回は「Iみなかみ」「Ⅳ川の祭り」「V河口」の三曲を佐賀を中心とした合唱団150人で演奏します。

指揮:中島 敬介 / ピアノ伴奏:山田 紘子

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【ゲスト:オクサーナ・ステパニュックさん】

オクサーナ・ステパニュックさんウクライナ出身のオペラ歌手:オクサーナ・ステパニュックさんの演奏をお楽しみください。

オクサーナさんは世界的に著名なコロラートゥーラ・ソプラノの歌い手で、国立ウクライナ・チャイコフスキー音楽院声楽科及び器楽科を首席で卒業されています。また2002年イタリア世界音楽コンクールで優勝するなど国際コンクールで数々の優勝経歴の持ち主です。

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【合唱と語りによる組曲「平和の旅へ」】

平和の旅へ原爆の影響で下半身不随となりまた原爆の後遺症に苦しみながら、原水爆世界大会での発言をきっかけに自身の使命ともいうべき「平和の語りべ」に目覚め、そして世界中をめぐる「平和の旅」へ乗り出していく。そんな渡辺千恵子さんの半生を歌に綴りました。九州を中心とした350人の合唱でお届けします。

当時16歳の渡辺千恵子さんは(1993年没)、学徒動員で働いていた工場で原爆にあい、下半身不随の身となります。被爆後の想像を絶する肉体的苦痛に加えて絶望や虚無感といった精神的苦痛と闘い、母親の励ましを得ながら「長崎の語り部として生きることに人生の意味を見いだします。そして、車椅子で核兵器廃絶を訴える「平和の旅」へ出かけるようになるのです。

指揮:加藤 豊 / ピアノ伴奏:萩原 洋子

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【アメイジング・グレイス】

日本語詞:山ノ木 竹志 / 編曲:池辺 晋一郎

アメイジング・グレイス

"Amazing grace"とは、「素晴らしき神の恵み」「感動をもたらす恩寵」などの意味で、讃美歌の中では最もよく知られ、たくさんの人がカバーしています。

この歌が山ノ木竹志により生命誕生から人類の行く末をたどる壮大な物語となり、池辺晋一郎の編曲と相まって荘厳な曲となりました。

指揮:池辺 晋一郎 / ピアノ伴奏:畝高 響子 / ソロ:オクサーナ・ステパニュック

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【日本のうたごえ合唱団2024】

指揮:渡辺享則 / ピアノ伴奏:門万沙子

日本のうたごえ合唱団2024「日本のうたごえ合唱団」は、日本のうたごえ40周年の記念合唱団を契機に発足した、“自主的・自発的な個人参加による合唱団”です。現在は、日本のうたごえ協議会が提唱する組織(個人参加/毎年団員登録更新)となっています。 【演奏予定曲】
外山雄三作品「永遠のみどり」より「墓標」「ヒロシマというとき」
安広真理作品から「ひとつのピース」

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